心臓の辺りが痛い(胸が痛い)?

心臓の辺りが痛い(胸が痛い)なんて症状があったら「もしかして病気かな?」って思い、とても心配になりますよね?
胸の痛み=心臓病かな?って考える人が多いと思いますが、痛いといっても、肋骨の辺りに鋭い痛みが走る、
ピリピリと痛む、胸の奥がギューッと締めつけられる、心臓が押しつぶされるように痛むなど、痛み具合や痛む所は様々ですよね。
昨今のニュースでも取り上げられてますように心臓病は日本人の死亡原因の第二位で、なお増え続けているとも言います。
心臓病といえば、50代、60代の高齢者がなる病気というイメージがあったが、最近では30代、40代の人が増えているそうです。
「恋する乙女の胸の痛み」や「月曜日になるたびに憂鬱になるサラリーマン」なんていうのもありますが
恋をして心臓が痛くなる、仕事やだなとキリキリ心臓が痛いなら、なんの心配もいりませんが・・・。
心臓の辺りが痛い(胸が痛い)ということは心臓やほかの病気の有無にかかわらず、何らかの身体からの危険信号ではあります。

心臓が痛い、胸の痛みの原因

心臓の痛み?胸の痛みの原因はいくつかあるのですが、心臓だけでなく肺や内臓が関わってくる病気の場合もあります。
危険因子は、高血圧、高脂血症、喫煙、高血糖、それから最近ではストレスと肥満も加える医者もいます。
若年層のヘビースモーカーの方に心筋梗塞が多くなっているようです。
タバコやストレスが原因の場合は、その原因さえ取り除いてしまえば治ると思いますので、タバコを控えてみたり、ストレスを発散してみてはいかがでしょうか。
タバコは、健康のためにはやめたほうがいいですよね、 周囲の人にも悪影響がありますからね。
食生活の欧米化の影響などを考えると、現代の子供たちが成人するころには、心臓病の患者数はますます増加するだろうと思われます。
心臓に負担をかける原因は、生活習慣の見直しや、規則正しい食生活などで予防・対策することが必要なんですね。

心臓病って、どういう病気?

心臓病のなかでも初期の対応を誤ると命に危険を及ぼしかねない狭心症や心筋梗塞などがあります。
狭心症とは,冠状動脈のどこかが狭くなり、心筋に血液が十分流れなくなり心臓の筋肉が酸欠状態になり,
胸が苦しくなる病気です。
症状は、階段を駆け上がるなど何かの動作に伴って「ぎゅっと締めつけられるような」「圧迫するような」痛みが起きます。
もう一つ挙げられるのが、心筋梗塞(しんきんこうそく)です。
心筋梗塞とは,血栓(血の固まり)によって冠動脈狭窄部位が閉じてしまい、心筋に血液が流れなくなり、
心臓の収縮機能が失われてしまう病気です。
何の前ぶれもなく急に発作が起き、胸が焼けるような激しい痛みに襲われる。
その痛みは30分以上と狭心症より長く続き、あぶら汗・冷や汗が出て、呼吸困難、死ぬかもしれないという恐怖感を伴うこともあります。
心臓の辺りが痛い(胸が痛い)と感じたらまず、放っておかないで、病院を受診しましょう。
さらに詳しい検査などが必要な時、専門医に紹介してもらいましょう。
費用はかかりますが、心臓ドックや人間ドックをするのもおすすめです。

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